目次
副業の意外な苦労
私は1社の会社員兼フリーランスとして、
複数の仕事を掛け持つ兼業サラリーマンです。
収入や休みは増えたものの、
もちろん苦労もあります。
この記事では、
「副業あるある」とも言える
苦労をまとめ、
やたら副業に追い風を吹かせている風潮に、
一石を投じたいと思います。
副業あるある①
メールやチャットツールがバラバラ
複数の仕事をしている方なら、
必ず通る道ではないでしょうか?
まず私が籍を置く会社は、
ベンチャー企業です。
そのため、ツールは新しいものを
次々と導入しており、
社内のコミュニケーションは、
もっぱら某チャットツールです。
一社で働くなら便利ですが、
他に手掛ける仕事現場は、
また別のチャットツールを使っており、
並行してまだまだメール文化が根強くあります。
そしてまた別の仕事では
他のメールアカウントがあり、
現在私のメールアドレスは、
プライベートを含めて5つ、
チャットツールは2種類あります。
仕事中はこの全てを使って、
随時連絡を取り合っています。
始めて1~2か月もすると慣れますが、
最初は結構意識が分散して大変です。
現在もてはやされている副業ですが、
この辺は個々の会社の問題となるので、
これから本格的に幾つかの仕事を
掛け持つ方には、柔軟さが必要なところです。
副業あるある②
ICカード問題
仕事をする上で必要なのが、
東京ではSUICA、PASMOといった、
交通系のICカードです。
ですが、会社によって、
経費精算の方法もバラバラです。
会社専用のICカードを履歴とともに
精算する会社、
自分のICカードから業務で使用した分だけを
申告する会社、といった会社の規程の
バラつきだけでなく、
フリーランスとして確定申告用に
ICカードを個別に持っていたりすると、
「あれ、これこのカードで良いんだっけ?」
的な間違いも起こります。
こういったことも、
複業サラリーマンはマメに管理が
必要になってきます。
副業あるある③
生活リズムが作りにくい
これは私の場合、割と手こずったのですが、
職場が複数あれば、
出勤時間も複数あります。
そのため、曜日によって、
朝10時までに行く日や、
午後出勤の日など、
毎日出勤時間にバラつきが出ます。
毎日決まった時間に起きるのも
ストレスと言えばストレスですが、
毎日異なる場合も、
飲み会のあった日などは、
よく考えないまま寝てしまい、
翌日起きてから5秒ぐらい考えることも
よくあります。
結局今は毎日決まった時間に起き、
その後の過ごし方をゆっくりするなど、
自分なりのやり方を見つけましたが、
生活リズムを一定にすることは、
案外重要なことだと感じました。
副業あるある④
思ったより暇になる
贅沢な悩みとも言えますが、
毎日会社に行っていれば、
一週間はあっという間に終わっていきます。
ですが、過去の記事にも書いたように、
休みが増えたり、残業が減ったりで、
時間が思ったよりできると、
そもそも時間が余り始めます。
これも善し悪しで、
やりたいことを一通りやると、
その後は意外と家で昼から飲むなど、
しょうもないことに時間を使いがちです。
こういった時間を何に使うかは、
楽しみながら事前に計画しておくと
良いと思います。
副業あるある⑤
会社員の尊さを知る
私の場合、副業で稼ぐために、
個人事業主として開業しました。
確定申告に向けて、
日々の経費精算などやるのですが、
そうなると費用に関して会社員の時より、
意識が高くなります。
移動時間と費用を考えて、
どの交通手段を使うか、
何に時間を割くかなど、
会社員の頃にはあまり考えていなかったことを
考えるようになるのです。
そう考えると、
とりあえずタクシーに乗ったり、
経費で宴会するなど、
あまり深く考えずに経費を使っていたことは、
ある意味楽で良かったと思います。
もちろん、その良さを理解する上で、
フリーランスを実体験することは
意味があると思いますが、
これまでの記事でもオススメしてきたように、
いきなり起業するよりは、
会社員の良さも理解した上で、
兼業から入ることで、
自分に合う働き方をじっくり考えることが
できると思います。
本ブログでは、複業・兼業に関して、
様々な記事を書いています。
ご興味のある方は、
是非他の記事も参考までに
読んでいただければと思います。